さぁて、例の裁判の結末を書こうと思います。
その前に・・・例によって開廷時間に合わせてチケットを取って羽田に向かったのはいいのですが・・・何を勘違いしてたのか、時間を30分間違えていて、羽田に着いたら出発時刻15分前、skipサービス使えてよかった〜。ところが、夏休み中とあってか、検査場は長蛇の列! 仕方なくおネェさんに事情を話してコッソリゲートに案内してもらって搭乗口へGO! 途中でシーバーをもったおニィさんが○○行きの方はいらっしゃいませんかぁ〜?! ハイハイハイ〜〜〜!!!! ようやく搭乗口行きのバスに乗り込んだのですがすでに息切れ・・・・ぜぃぜぃ・・・。
なんとか無事、着陸して・・・・何時からだっけ? ○時だとするとかなりやばそうだよな・・・でも、だったらもう1便早いのにしてるはず・・・でも、1時間遅れでとっくに裁判終わってたらどうしよう・・・判決だからすぐ終わるよなぁ・・・。そんな時に限って道路は渋滞、高速はそうでもなかったのですが、下道が混んでいて時計とにらめっこ。結局、1時間早く来すぎたならテケト〜に昼飯でも食いにいくべと思って駅からタクシーに乗り込んだ。
裁判所について急いで開廷時間を確認したらやっぱり1時間あとだった。ほんじゃ、メシだ! と思って階段を降りてきたら一人のおバァちゃんが案内板を見ている・・・。
「どこかお探しですか?」
「裁判所の方ですか?」「いえいえ・・・・

もしかして・・・○○さんの・・・?」
「じゃあ、あなたがるみにゃんママさん?!」 てなわけで、たっぷり1時間ネェさんのお母様と話しこみました。そばにあった自販機でコーヒーをごちそうになって、ちょいと外させてもらって外で1服、戻ってみたらテーブルに何本ものジュースやらコーヒーやら・・・(^_^;) おまけに少しお腹に入れておくといいと言って鞄からバナナが・・・・。さすが田舎のオバチャン、いろんなモン出てきまっせ〜。最後は持って帰ってとエコバッグまで出てきましたがな。
で、話によると、ネェさんとどうやら同じ便に乗っていたようなのですが、席が離れていたようで空港内では会えませんでした。前回迎えに来ていた妹さんはいらっしゃるかなと見回したのですが見当たらないので私はさっさとリムジンバスに乗ってしまったのです。
ネェさんはというと、妹さんがまだ仕事場だというので、最寄りの駅行きのリムジンバスに乗ったようなのです。そこで妹さんと落ち合おうと・・・・ところが、妹さんの仕事が忙しいらしくまだ仕事場だというので、電車で裁判所に向かったとのことでした。妹さんも急いで車を走らせていたようですが二人とも間に合うかどうかという感じです。
お母様は慣れない裁判所で間に合うかどうかわからない娘二人を気をもみながら待っていらしたようです。でも、二人とも何とか間に合いました。
そんなこんなで開廷したわけですが・・・・判決は後回しで理由が先、もしかして実刑か?! と思ったのですが、そんなに甘くはなかったですね。
結果、禁固3年、執行猶予5年でした。
ご遺族にとっては実刑にならないのはとても納得のいくものではありません。しかし、量刑相場からすると、むしろ重いぐらいなんですよね。つまり、かなり態様が悪いと判断されたわけです。求刑も禁固3年ですから、1か月もおまけはしてくれとらんわけですよ。しかも、執行猶予が5年ですから、執行猶予が明ける前にちょっとした違反、シートベルトとか、速度超過とか、駐車違反とか、何か一つでも見つかって捕まれば即、執行猶予は取り消しとなり、収監されるわけですよ。
まぁ、1年は免許がありませんから違反のしようがないですが、裁判でものうのうとまた免許を取得したいと言ってのけたわけですからそりゃ取るでしょうな。最初は慎重になるでしょうが、これまでもちょいちょいに違反で捕まっとるわけですよ。だから、おそらく気が緩み始める3年目あたり、執行猶予あと1年で明けるというぐらいのときになんかやるだろうなぁと踏んでいます。おそらく、結果的に実刑に至る確率が高いなと思っているのです。
でね、思ったわけですよ。真摯に反省し、二度とハンドルは握らない! という被告人ならまだ執行猶予でもいいと思うのですが、本件のようにどこまで反省してんだか・・・という被告人にはやはり実刑が必要だと思うんですよね。つまり、被害者が何人かとか、けが人が何人かとかという問題ではないと思うのですよ。だって、免取が明ければまた、「車」という凶器を振り回す危険があるわけですよ。最後は免許取得の予定はないとか言ってましたが、おそらく弁護人の入れ知恵でしょう。
子供に取ってもよくないと思うのです。「ごめんさない」をしなくていいというのは教育上よくない! また、今は子供のこと、仕事のこと、裁判のこと、どれをとっても最近のこと、まだ生々しいこととして記憶に残っています。しかし、日常生活に慣れたころ・・・もし、本当に反省しているのなら良心の呵責に苛まれることでしょう。短くても、ちゃんと実刑を受けていればちゃんと罰は受けたのだからと、その呵責から解き放たれる糧になるはずです。言い換えれば、実刑はその後の長い人生を生きるためのまたとない贖罪の機会なのです。でなければ、被告人は一生、罪の意識を背負ったまま生きていかなければならんのですよ。
また、保守的な田舎のことです。子供たちはいろいろ親から入れ知恵されます。おそらく、「おマエの母ちゃんは人殺しだ」なんてことも子供は残酷ですから平気で言ってのけます。それにもまして、3〜4年後、子供はある程度のことは理解できる年になります。そのときに、たった1つの違反、そう、何もなければ反則金で済む程度の違反であっても収監されるわけです。もしそうなったら収監される母親をみて何と思うでしょうか。あと後になってちゃんと子供が納得できる罰を受け、反省し、戻ってくる方がいいのではないでしょうか。
もちろん、被告人にとっても執行猶予で済ませて、また事故を起こすより、ガツンと罰を受けてガッツリ反省して二度とハンドルを握らない方がいいのではないでしょうか。
さて、ここで思ったことがあります。もう耳にタコイカがぶら下がるくらいエコだエコだとか言って、エコカーが優遇される今日、ちょっとでも違反したら免許取り消し、二度と取得はできないという制度にしたらいかがですかな。ドライバーも違反を軽く考えなくなるだろうしね。そしたら嫌でも車はへりまっせ〜。税金使っていらん道路を造らんでもええがな。赤字路線も復活するがな。ドライバーは貴重な存在、いなくなったら困るから過積載とか、休みなしシフトとかさせられません。自動車会社は車に代わる製品を開発し売ればいいさ。
というわけで裁判は終わりましたが、決して被害者や被害者遺族にとっては終わらないのです。また、加害者にとっても喉元過ぎればなんとやらになっていはいけないのです。何が何でも厳罰にという感情むき出しの被害者遺族の意見には賛同しかねますが、もっと広い視野で被告人の長い人生をも踏まえて罪と罰を考えていかなければならないとは思います。
次回はノラ子の出番だよ