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Author:るみにゃんママ
雑誌のライター、司会業、音声制作の経歴と准看護師の資格を持つ異色のサイコロジストです。
 人からは地獄の釜の底から這い上がってきたカウンセラーと呼ばれています。
動物とお神輿とジャズが大好きなO型、おとめ座、水星人(−)、一白水星、
ちなみに動物占いはタヌキです。

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恥ずかしい大人たち

 また悲しいニュースがありました・・・・。


 無差別に次々と殺傷した事件・・・無関係の人を線路に突き落した事件・・・・。


 なんてことを! と思っている人も多いことでしょう。しかし、そういうことをしてしまうほどの「闇の心」のことも考えてください。「心の闇」ではないんです。「闇の心」なんですよ。
 いったい誰が彼らの心を闇の中に封じ込めてしまったのでしょう・・・・?


 若者や少年事件の多くの背景に「イジメ」があります。もちろん、イジメに遭っていたからと言ってすべての人が犯罪者になるわけではありませんし、犯罪の実行を許すこともできません。
 しかし、だからといって無視するわけにもいきません。「イジメ」も「悪いこと」であり、程度によりますが「犯罪」を構成している場合もあります。その被害者は救済しなければならないのです。最初の被害を回復しなければ人格形成に影響を及ぼしたり、犯罪に手を染めてしまったりする危険があるのです。


 さて、そこで考えなければならないのは大人の問題です。「イジメ」を放置したり、心身の救済をしてくれない大人を子どもたちは信頼してくれるでしょうか?


 もう一つ残念な事件がありました。バスの中で携帯電話を使用していた50代の男性を注意した60代の男性が逆に殴り殺されました。しかし、約30分もの間、誰もその行為を止めなかったのです。
 運転手はバスを止めなかったのでしょうか? 他の乗客は? そもそも子供のお手本となるべき大人がバスの中で携帯電話を使用し、注意されたからと言って逆ギレする大人の小言を聞けますか? 利くのはもちろん、聞くことすらできないのは当然ではないですか。


 清く正しく美しく生きていない大人からいったい何を教わればよいのでしょうか?


 「イジメ」をしてしまう歪んだ心にしてしまったのは誰ですか? そう、もちろん、「イジメ」の実行者は非難されなければなりません。しかし、「イジメ」をしてしまうほど心を歪まされた子供を救済することも大切なことなのです。歪まされた心の歪みを戻すには、まず、大人が子供から信頼されなければなりません。


 身勝手な言い分、モノやお金に執着する醜い大人がまず誠実な人にならなくてはなりません。子供に正直者はバカを見ると思わせてはいけないのです。


 生命力の強い子は他害に走り、少し弱い子は自傷に走り・・・弱い子は心身を病み、生命力を失っていきます。


 私は子供たちの屈託のない笑顔を見続けたい・・・安心して暮らせる社会に生きたい・・・だから被害者支援問題に取り組んでいるのです。


とりあえず言ってみるけどね
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被害者自身の社会復帰支援政策が遠のいていく

 先日、ある新聞記事が私の目に飛び込んできました。


警察庁が来年度から公費で講演会を支援


 そんな公費があるなら・・・被害者本人に1万円、いや、千円でもいいから支給してほしいと私は思った。


 犯罪被害者本人にとって、日々、めまぐるしく変動する現代社会の中で、社会生活をしたくてもできずにいることは、死ぬより辛い、毎日が生き地獄のような生活であることがどうして理解してもらえないのだろうか。


 社会の人々に、若者に、子ども達に犯罪被害者の痛みを知ってもらうなら、どうして本人に語らせようとしないのか? なぜ、遺族なのか理解に苦しむ。
 特に、今、遺族の社会活動やマスメディアを通して語られるコメントの多くは、目には目を、歯には歯をという報復感情であり、応報感情という印象を受ける。
 目の前に迫った裁判員制度を前にこのような「報復感情」が「正義」や「正当」なものとしてまかり通るというのは、魔女狩り以外の何者でもない。
 仮に、裁判官が1人であった場合、多数決で判決が下されるわけだから、強い憎しみの感情に裁判員が流されてしまった場合、被告人は不当な判決を受ける可能性は否定できないだろう。


 
 犯罪被害者支援政策は、遺族感情を鎮めるためのものなのだろうか・・・? 「感情」の問題解決は、是非、心理臨床の専門家にご活躍いただければよいのではないか?
 せめて犯罪被害者支援というなら、加害者と同様に、被害者本人が社会生活復帰できるような支援政策を真っ先に考えてもらいたいものである。


ご賛同くださったかたはクリックしてください
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個別事案と警察活動は峻別すべき

 先月20日、警察官がストーキングの末に射殺するという許しがたい事件が発生しました。そして今日、警視総監には戒告、被疑者が所属していた警察署の署長は減給(10分の1、3ヶ月)との報道がありました。


 果たしてこれで警視総監や警察署長の責任は問われなくて済むのでしょうか?
 今回の警視総監や署長の処分は、あくまでも個別事案、つまり、署員が起こした事件についての処分ではないでしょうか。


 振り返ればストーカー絡みの事件はこれだけではなかったはずです。ストーキングの対象者が「不快」な思いをさせるだけではなく、傷害や殺人に発展した事案は枚挙に暇がありません。
 このような事件が報道されるたびに、所轄警察署や警察官の対応の不備が取り沙汰されてきたはずです。


 通称「ストーカー規制法」が制定されてから既に5年以上も経っているのに警察内部の認識が変わっていないことに怒りすら感じます。
 繰り返されてきた事件を教訓に、刑事手続に乗らないように未然に防ぐべき警察官がストーキングをしていたのですから、上司や警視総監の処分だけで済ませてよいのでしょうか。


 被害を訴えても取り合ってくれない・・・被害者を信用してくれない・・・被害届を出させてくれない・・・私はこれまでこのような相談をたくさん聞いてきました。
 今回の事件は、このような被害者を絶望させ、奈落の底に突き落とす事件です。大きく警察官や警察活動の信頼を崩す深刻な事件なのです。


 どんなに上司を処分しても、もっとも早く被害者と接する警察官らのストーカーに対する認識を変えない限り事件を未然に防ぐことはできないでしょう。


 そして、気になるのは減給した分の「お金」はどこへ行くのでしょう? 被疑者の退職金の受け取りは辞退になったということですが、これは是非、被害者のご遺族に差し上げてほしいと思います。そして、減給分は交番勤務の警察官の教育や研修のために使ってほしいと思います。


 交代勤務者、特に交番勤務の警察官の勤務は過酷だと思います。今年のような猛暑の中、外と変わらない交番の中や前での勤務はかなり体力的に過酷な勤務だと思います。また、交代勤務は睡眠や食事が不規則になりがちで体調を崩しやすくしますから、日々更新される情報や、ステップアップのための勉強にまでなかなか手が回らないのではないでしょうか。
 しかし、私たちがもっとも接する機会が多いのはこのような交番勤務の警察官なのです。ですから、警察活動に関する最先端の研究や、最新情報をもっとも私達と接する機会の多い警察官に知っておいてもらいたいと思っています。


 これまで泣き寝入りを強いられてきたストーカー性犯罪の被害者は、当事者から被害を受けるだけではなく、「警察活動」によっても被害を受けてきたのです。
 是非ともこれを機に「事件にしない警察活動」というところに目を向けてもらいたいと思っています。


ご賛同くださった方は押してください
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懸賞金より先になすべきこと

 先だって、犯人情報提供者に懸賞金公金から支出されることになった。
 凶悪犯罪など対象事件についてもニュースでは流れていたが・・・・。


 正直、国は犯罪被害者本人を社会生活へ復帰させる気はないな・・・と感じた。


 テレビでも問題視していたが、適用されない事件の被害者の不公平感をどう処理するのかは謳っていない。犯給法ですら不公平感という二次被害が生じているのに、さらに二次被害を発生させようというのか。


 確かに、現代の生活環境を考えると情報提供に乏しいのは理解できることである。しかし、そこへ「懸賞金」という対症療法しかできないところに根本的な問題がある。
 なぜ、多くの情報提供を受けられる生活環境に改善する方向に発想が向かないのだろうか。警察不信は自らが招いた結果ではないのか。なのにそれを公金で処理しようというのは納得がいかない。


 もっと長期的に考えるなら、被害者をより早く社会に還すことに多くの資源を投入するほうが得策である。被害者を社会に還すためには、社会の人々の理解と協力が必要である。より多くの人々が犯罪被害者に対して疎外感や孤立感を味合わせないような接し方ができれば自ずと互助精神が養われ、それが犯人検挙に向けての情報提供にもつながるのではないか。


 おそらく、適用される事件は殺人事件で、それも複数の被害者がいるとか、犯行態様が悪質であるとかの事件に限定されるだろう。つまり、生きている被害者にとってはあまりメリットはない政策になるだろう。
 言い換えれば、警察の体面を保持するための政策なのではないか。


 ここで混同してはいけないのが、被害者遺族の感情である。これまで、自費で懸賞金をかけ、情報提供を求める遺族は見受けられた。しかし、この行為は被害者を生き返らせるためではないということである。


 被害者遺族の心情に軸を置いた政策は、犯罪被害者地獄へ誘う政策であることに気づかなければならない。
 これを証明する私の研究についてはおいおい(っていつだよ?!)書いていく予定である。


 政策に頼るより、警察官が襟を正して信頼を回復すること、そして、防犯や犯罪抑止に貢献した警察官を昇進させたり、評価するような組織に改変することのほうが先決ではないだろうか。


被害者本人は何もしてもらえなくても税金をむしりとられます
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傍観者は加害者です

 残念なニュースがありました。走行中の特急列車の中で女性が強姦されました。


 もちろん、犯行者がもっとも悪いのですが、乗り合わせた客は被害女性を助けるどころか、誰も通報しなかった・・・・。


 犯人にすごまれたのが女性であったなら、怖くて通報できなかったというのも仕方がないだろう。しかし、男性も通報しなかったというのはどういうことだ?!


 車内での異変に気づいた時点で車掌に知らせることはできたのではないか。犯行を制止することまではできなかったとしても、車掌に知らせることぐらいはできたであろう。
 また、トイレの中で強姦したとのことであるから、車両の反対側から車掌に知らせたり、携帯電話で警察に通報したりすることはできたのではないか。
 さらに、自分ひとりだけではなく、複数の乗客がいたであろうから、乗客同士が協力して何らかの救助方法をとることはできたのではないか。


 犯行に直接かかわっていなければ無辜の人なのか?


 傍観した時点で乗客は犯行に加担しているのである。いうなれば幇助の罪に問われなければならない。もちろん、今の段階では刑事罰を受けないし、刑事責任を問われることはない。なぜなら、刑事裁判は真実ではなく、事実を審理する場なのであるから。刑事責任はなくとも、社会的な責任としての非難は甘受せざるを得ないだろう。なぜなら、きっと被害女性は乗客を全く無関係の人だと思っていないだろうから・・・。


 イジメの問題で「傍観者」もまた「加害者」であるとの認識は浸透していないのか? いや、認識はしていても、その認識に基づいた合理的な行動ができているとは言いがたいからイジメはなくならないのだろう。虐待やDVの問題も然り。「不審」には「介入」すべきである・・・と書くと仰々しいが、これはかつては当たり前のようにあったお節介に相当する。
 怪しい健康番組での聞きかじりを押し付けるのは大きなお世話だが、子どもが・・・女性が・・・危険に曝されている可能性があるときに人声かけるのはお節介である。


 イジメの傍観者も救助の手を差しのべなかった乗客も同じである。


 見て見ぬふり・・・事なかれ主義・・・・役所や政治家の体質を非難する前に、不正を許してしまったオトナとしての自分をまず恥ずべきであろう。


 自分ひとりならと見逃す小さな不正は、積み重なって、やがては社会の大きな脅威になる。


 被害を受けた女性には、様々な苦痛や困難が待ち受けているだろう。その心情に目を向けたとき・・・助けなかったことを後悔しませんか?・・・良心が痛みませんか・・・?


 被害女性が社会生活を取り戻そうとする時・・・・せめて犯罪被害者煮サポーティブな社会であるように祈りたいと思う。


不正を許さないという方は是非クリックを!
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崖っぷちなのは犬だけじゃない

 TVで崖っぷち犬の新しい飼い主が決まったと各社伝えていますね。それはそれでよかったと思いますが・・・・


待てよ!


 妹と見られる犬は引き取り手がないとか・・・。


 残念ながら今の日本の犯罪被害者救済措置と同じだなと思いました。注目されたり、話題になったりすれば援助の手が届きますが、ニュースにならない刑事事件の被害者には援助の手は届きません・・・。


 注目されれば心情や窮状を述べるチャンスがあります。しかし、誰にも話題にされない刑事事件の被害者は、どんなに苦しくても困っていても訴える場所すら与えられないのが今の日本の犯罪被害者支援政策なのです。


 支援政策の枠に入らなければ援助は届きにくい仕組みなのです。


 崖っぷち犬の妹の背後には、誰にも気づかれずに処分される犬や猫がたくさんいます。むしろ処分される犬や猫のほうが多いのです。


 犯罪被害者も同様です。TVで心情を訴えたり、社会活動のできる犯罪被害者はごく一部なのです。多くの犯罪被害者はその窮状を訴える術もなく毎日苦しんでいることを知ってください。


 多くの刑事事件は報道されません。犯罪白書(平成18年度版)では、殺人事件による死亡は1,392件、強盗(引ったくりでケガを負わせた場合も含まれる)は5,988件、傷害は34,484件、暴行は25,815件、強姦は2,76件、強制わいせつ8,751件で、殺人以外を合計すると77,114件になり、殺人事件とは桁違いの数字になります。
 これはあくまでも認知件数(警察が認識している件数のこと)ですから、警察沙汰になっていない事件を含めるとどのくらいになるでしょう。もちろん、喧嘩闘争も含まれますからそれを相殺したとしても、DVやストーカー、痴漢を含めるとどのくらいになるのでしょうか。特に、強姦などの性犯罪は被害を訴えることができず暗数(表沙汰になっていない)が多いと言われていますから、実に多くの被害者が存在していることになります。


 つまり、私達がTVや新聞で知る事件は氷山の一角でしかなく、マスメディアが取材に押しかけるような事件はいわば特殊な例なのです。
 もちろん、ダメージを受けても自力で克服できる力を持っている人も中にはいます。しかし、個人差が大きく、特に若年者や女性は、他人から見れば大したことはないような被害であっても、本人にしてみれば決して小さくない場合も少なくありません。自力で被害を修復できずにいる人も少なくはないのです。


 残念なことに経済的窮地から風俗産業に携わってしまう女性被害者もいるのです。逆に、失った金銭を取り戻そうと自らが詐欺事件の加害者になったり、違法行為に走ってしまう場合もあります。


 とかく日本人は目立つところにばかり目がいきますが、人知れず苦しんでいる人が身近にいるかもしれません。一番苦しんでいる人に手厚い援助が届くように・・・表と裏、光と影・・・常に両面を見て、バランスの取れた判断ができるようになりたいものですね。


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