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るみにゃんママ

Author:るみにゃんママ
雑誌のライター、司会業、音声制作の経歴と准看護師の資格を持つ異色のサイコロジストです。
 人からは地獄の釜の底から這い上がってきたカウンセラーと呼ばれています。
動物とお神輿とジャズが大好きなO型、おとめ座、水星人(-)、一白水星、
ちなみに動物占いはタヌキです。

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臨床家のための法律用語:その3

 今日は、心理臨床家のためのこれだけは知っておきたい法律用語:その3:裁判で飛び交う法律用語についてご紹介したいと思います。
 日常でよく使う言葉であっても、裁判や法律学の中で使われるときには、特別な意味を持つ言葉が多くあります。誤って通常の日常用語として理解してしまうとクライエントに被害を及ぼしたり、多大な不利益をもたらしてしまうことになります。
 そこで、今回は臨床家が間違いやすい用語をご紹介し、今回は1~3、次回は4~5をご紹介したいと思います。

1判例とは?
2事件名:民事と刑事
3被告と被告人
4裁判所と裁判官
5認定事実

 ただし、前にも書きましたが私自身、法律家ではなくただの心理屋ですので、ここではごくごく簡単にご紹介するにとどまります。さらに理解を深めたい方は、「法律用語辞典」をご参照いただくか、専門家に教わっていただければと思います。
 また、シリーズでご紹介していますので、できればその1から順にお読みいただければ幸いです。





こっそり参加しています。
よろしかったら押してやってください。

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1判例とは?
 広義には過去に下された裁判をいいいますが、狭義にはそれらに含まれる原則のうち、現在拘束力をもつものをいいいます。
 もう少しわかりやすくいうと、「判例」という場合には法の解釈に最終的責任を負う最高裁判所の判断を示します(憲81)。したがって、前回書きましたように下級裁判所からあがって最高裁判所が最後の裁判所になり、「終審裁判所」であるということに照らすと、実上の拘束力を持つ「判例」とは最高裁判所の判断であるということになります。さらに裁判所法(ポケット六法にも載っています)第一〇条で「・・・ 三 憲法その他の法令の解釈適用について、意見が前に最高裁判所のした裁判に反するとき」の各場合には最高裁判所にある三つの「小法廷では裁判をすることができない。」と規定していますから、最高裁判所大法廷が一切の法律、命令、規則または処分について最終的解釈の責任を負っているということになり、その判断が「判例」ということになります。なお、最高裁判所の判断がない場合には高等裁判所の判断が「判例」ということになります(刑訴405)。
 つまり、判例というのは、最高裁判所の判断であり、下級裁判所の判断は、裁判例の一つということになります。
 心理学の論文などには、裁判例を判例と表記したものがありますが、間違いですから、そんな論文は法律学の方には通用しないばかりか心理学自体がバカにされますから間違わないようにしてください。
 少し難しいかもしれませんが、判例は具体的な事実が前提となって初めて理解できるものであり、判決が一般的な原理を表明することはありません。したがって、一個の特異な判決を用いて条文を勝手に解釈することは厳に慎むべきことであり、誤った解釈や無知が当事者に不利益をもたらすことがありうるのはこれまで申し上げたとおりです。
 補足ですので、今はふ~んぐらいに留めておいて良いと思いますが、
*最高裁判所が判例を変更するときは大法廷を開かなければならない。(したがって判例を変更する前の裁判は「判例」ではなく、「裁判例」となる)
*下級裁判所の判決が最高裁判所の判例に違反したときは上告理由になる。
 ここをご理解いただければ事例検討と称して、裁判例を積み重ねても加害者になるリスクが増大するだけで、個々のケースには何の役にも立たないことがおわかりいただけると思います。

2事件名:民事と刑事
 裁判所に行って、実際の裁判を傍聴したことのある方はごらんになったことがあるかもしれませんが、刑事事件の場合は必ず事件名のところには○○○○○被告事件となっているはずです。
 ここでは詳細には申し上げませんので、○○被告事件は刑事、被告事件がつかないものは民事事件とだけ覚えていればいいかと思います。

3被告と被告人
 TVでも混同して使用していたりするので混乱している方もあるかと思いますが、刑事事件の場合は、被告人民事事件の場合は「人」がつかないただの被告となります。
 どうしてかというと、民事事件の場合は、先に訴えを起こしたほうが原告、訴えられたほうが被告となります。どちらに軍配が上がろうとも、先に訴えたほうが原告なのです。また、民事の場合、訴えたほうも訴えられたほうも、必ず一個人であるとは限りません。法人である場合もあります。しかし、刑事事件は、犯罪を行ったのは人です。モノや法人ではないので、公訴提起された人は被告人なのです。
 いくつか特別な言葉が出てまいりましたが、後にご紹介したいと思いますのでここではこんな言葉があるぐらいに思っていてください。

 次回は、「裁判所と裁判官」、「認定事実」についてご紹介したいと思います。


 



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コメント

判例、被告人、被告ふむふむ

何回も読まないと理解できないけれど
なんとなくわかるわ。
このシリーズを読んだら、テレビの事件ドラマとか見たらチェックしちゃうのかもね。
病院ドラマはすぐチェックできるけど・・。

いつもありがとうございます

 そうですね、かなりはしょっているので、さらっと読んだだけではわかりにくいと思います。
 同じような言葉が今後何度も出てきますから繰り返しているうちに「アハー」になるかもしれません。
 でも、そんな難しい理解はひとまず必要ないので、ここでは、「日常用語で理解してはいけない単語は何か」がわかればいいと思います。
 これからもよろしくお願いします。

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